唐辛子の収穫を行いました

晴天と唐辛子
39度の、とろけそうな日

はじめて育苗から取り組んだ唐辛子たちの収穫を行いました。
植えたのはわずかな本数でしたが、これで播種→育苗床→ポット→定植→生育→収穫と体験することができました。

唐辛子についてはこれまでも協力農家さんのお手伝いをさせていただいていました。
今年はなぜ自分たちで唐辛子の栽培をやってみたのか。
それは蟹漬とも共通しているんですが、どうかにこの唐辛子の大変さを工夫で和らげれないかと考えてみたいからです。
唐辛子の大変さというと・・・
・樹高が伸びず下成りする品種なので腰より低い位置の実を移動しては屈みまた移動しては屈みながら収穫する。腰に大きなダメージ。
・連作障害を起こすので土地あたりの収益が唐辛子だけでは頭打ちする。専業化しにくい。土とうまく付き合っていく方法はないだろうか。
・結構病気に弱い。台風にも弱い。干ばつにも弱い。でも雨が降りすぎても弱い。
・これらの程度問題は実際どのぐらいものなのか。
・収穫から加工までの鮮度を保つには。
・青から赤への変化は全体で始まるのか、苗なのか、実ごとなのか。
・青から黄への変化過程(黄唐辛子はここ数年栽培がうまくいっていないのです)
何もかも体験してみてはじめて解像度があがることばかり。
これらを解決する分散型栽培のアイデアはあるのですが、果たして実現できるでしょうか。

霜の降りる11月頃までは実がなるはずなので収穫が楽しみです。

ちなみにこれらの写真では一番花の下の脇芽を処置していません。その必要を知ったのはさらに最近のことです。

ひねくれた唐辛子
ひねくれもの?