コミックゆずこしょう(?) 第3回「夏味蟹漬」(大石まさる先生)

竹下商店はこのところ蟹漬(がんづけ) にハマっています。
蟹漬への取り組みを深めるにつれ興味を持つことがいっぱい増えました。

シオマネキという生き物の習性
シオマネキが暮らす有明海という環境
「潟遊び」としてシオマネキを採ってきた人たちとその道具
捕まえられたシオマネキと、ご家庭それぞれにあった蟹漬の味
なぜいま蟹漬は希少なものになってしまったのか
その回復を図るには

知れば知るほど・・・面白い!
蟹漬を通じてうっすらと「川副町で水産加工業をすること」の意義に触れているような気がしています。

こんな蟹漬のことをもっと知ってもらいたい、願わくば私が大好きなマンガでと思ったとき真っ先にお名前が思いついたのが大石まさる先生でした。
『みずいろ』では人間と自然が共生する姿を
『りんりんD・I・Y』では生活の中にある道具との楽しみを
『水惑星年代記』では未来においても人間の芯を温かくするものを描き
今も私たちの心を打ち続けているマンガ家さんです。

ダメ元での拙い依頼でしたが事情を聞いて快く受けてくださり、連載のスケジュールが大変な中にも関わらず取材にまで来てくださいました。
先生のペンが描き出す佐賀県の景色
門外不出(?)の道具たちのディテール
愛らしいシオマネキの姿
大石まさる先生らしいキャラクターたち(大好き)

魅力の詰まったマンガ『夏味蟹漬』をお楽しみいただければと思います。








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著者紹介

大石まさる

Twitterアカウント

名作『水惑星年代記』をはじめファンの心を掴む作品を多数生み出す。
好きなマンガを挙げると『おいでませり』『ライプニッツ』などキリがないのですが、
2021年5月現在は「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)にて『うみそらかぜに花』を連載中。
これは本当に偶然で驚いたのですが発売中1巻ではシオマネキがたくさん登場するコマがあります

マンガでのご活躍のほか「SFマガジン」等でのイラスト執筆も多数。
(画集販売熱烈希望)

謝辞

蟹採りを教えてくれている大先輩Y氏、I氏、K氏、Y氏。

方言を監修してくださったシェ・ヤマモト 山本揚一郎氏と父。

2019年秋から竹下商店で働いてくれていて蟹漬とたくさんの関わりをもってくれている久保田さん。
大石まさる先生のマンガに憧れて自転車で世界一周するほどなのでこのマンガを一緒に作れてよかったです。

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